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会員限定動画とは?活用メリット、配信サービスについて徹底解説!

会員限定動画とは?活用メリット、配信サービスについて徹底解説!

会員限定動画という言葉を目にしたことはありませんでしょうか?会員限定動画は限られたユーザーのみに配信される動画であるということは知っていても、実際の具体的な活用方法や制作方法、配信におけるメリットなどについてははっきりと把握できていないという方が多いのではないでしょうか。
この記事では、プレミアム限定動画とも呼ばれる会員限定動画の活用における基本的な知識から、おすすめのサービスサイトまで、徹底的に解説していきます。

会員限定動画とは

会員限定動画とは、特定のメディアやサイトの会員だけに向けて配信される動画のことで、プレミアム限定動画などとも呼ばれます。
特に近年ではサービス会員だけでなく、自社の社員などの内輪のメンバーだけに向けて動画を配信するなどといった用途にも活用されるようになりました。

またコロナ禍においてWeb上でのイベント開催をはじめ社内外に向けてのプレゼンテーション、ウェビナー、資格講座の開催など、これまでオフラインで行われてきたものの多くがオンラインへと移行されたことにより、さらに会員限定動画の制作または配信における需要が高まってきました。
会員限定動画には会員にしか知られたくないお得な情報を流せるなどのメリットがありますが、配信するメディアによってはその公開範囲も様々です。今回はそれらの点も含め、会員限定動画の活用方法やその魅力などについてご紹介していきます。

会員限定動画のメリット

会員限定動画がどんなものであるかの概要が掴めたところで、一体どんな活用方法があるのかを一つずつ紹介していきます。

会員との関係性が構築できる

まず一つ目のメリットは、会員との関係性を築けることです。非会員のサービスと会員限定のサービスを両方展開している場合は特に非会員のサービスとの差別化が図りやすく、会員に対して格上なもてなしをしているという特別感を味わってもらえることからファンをさらに育成できます。
このようにユーザーとの距離が縮まることによってサービスや商品の購入意欲が高まり、結果的に売上アップにつなげることが可能になります。

リピーターの育成ができる

二つ目のメリットは、リピーターの育成ができることです。これはファンの獲得ができる点に似た部分がありますが、会員向けの限定動画では会員に向け定期的に配信を行うことが一般的です。
そのためユーザーはコンスタントに商品やサービスの情報に触れることとなり、非会員に比べより集中して限定動画に意識を向けてくれるようになります。

また一度会員登録さえしてもらえればその後の継続契約率は高いと言われており、リピーター育成にも高い適性のあるビジネス形態であると言えます。

機密情報を限定的に配信できる

会員限定動画の配信対象はエンドユーザーだけでなく、社内の人間や同業者なども含まれます。特に社内の機密情報として流出させたくない場合や、文章でまとめるのでは情報量が多すぎることから、動画でまとめて共有したいといった時などに限定動画が活用される場合があります。
しかしYouTubeやGoogle Driveなどを使うと、希望の通りセキュリティが保護されない場合があります。

後述しますがYouTubeではリンクを特定の人の間で動画を視聴したい場合、リンク共有という方法を使います。しかしこの手法では、そのリンクを知っている人全員がその動画を視聴することが可能なため、一度外部にリンク情報が漏れてしまうとそこから情報漏洩が起きてしまいます。
またGoogle Driveではその点、視聴の許可を出したいユーザーのみに向けて「閲覧権限」を与えることができるため、認証されていないアカウントからは動画が視聴できないような設定にすることが可能です。しかし、人的ミスで共有権限を自らオープンにしてしまった場合は当然ながら情報が流出することとなってしまいます。

これらのサービスは無料で使用でき、そこまで厳しいセキュリティ保護機能を求めないのであれば大きな利用メリットがあると言えます。
しかし機密情報をどうしても守らなければならないといった場合には、フルスクラッチで自社製の動画共有プラットフォームを制作する、または有料の共有プラットフォームを利用することをおすすめします。

フルスクラッチであれば情報が流出しないよう自社で開発を練って対策が打てるほか、デザイン面や使用感なども好みに作ることができます。
また有料の動画共有プラットフォームを利用する場合は、そのサービスの中に動画の制作行程が組まれていたりとその他の恩恵を受けることもあります。動画制作を全体のフローで見た時に、有料のプラットフォームを利用する方がトータルコストパフォーマンスがいいということもあります。

それぞれにメリットがありますが、自社の目的に適した方法を選ぶことが効率よく動画共有を行うコツと言えるでしょう。

限定公開をする際の注意点

会員限定動画のメリットには様々なものがありますが、実際に限定公開する際には、どのようなことに注意すべきなのでしょうか。ここでは、会員限定動画を公開する際の注意点を5つ説明していきます。

ユーザーの情報管理

会員限定動画を提供するためには、会員制度を導入する必要があります。会員制度を運営するためには、ユーザーの情報管理が欠かせません。会員情報の管理には、個人情報保護法に基づく適切な管理が求められます。
個人情報の流出は絶対にないのはもちろん、会員登録をしていないユーザーは視聴できないといった管理を徹底することが重要です。

コンテンツのセキュリティ管理

会員限定動画は、有料で提供されている場合が多いため、コンテンツのセキュリティを確保することが必要不可欠です。不正アクセスや違法な転載など、コンテンツの不正利用を防ぐために、適切なセキュリティ対策を実施することが求められます。
適切なセキュリティ対策を実施することで、コンテンツが外部に漏洩することを防ぎ、信頼性を高めることができます。仮に、万が一セキュリティに関するトラブルが発生した場合には、適切な対応を迅速に行い、会員の安全性を確保することが求められます。

コンテンツの品質と継続性を保つ

会員限定動画を公開する際には、コンテンツの品質と継続性を保つ工夫が必要です。コンテンツの質は、限定会員しか見られないことにプレミアを感じるものが好ましいです。会員限定動画では、ぜひ会員になって視聴したいような品質を担保しましょう。
また、会員登録後にすぐに全てのコンテンツにアクセスできるようにするのではなく、段階的に公開しましょう。そうすることで、会員の興味や期待を高め、継続的な利用を促進することができます。

コンテンツの更新と追加

会員限定動画を提供する場合、コンテンツの更新や追加が求められます。動画が更新されなければ、ユーザーが離れて行ってしまう原因になります。
適当な内容や質の低いコンテンツを提供することは、会員の不満や退会の原因になります。ユーザーの興味を引き続けるために、コンテンツの定期的な更新や追加を行い、会員の継続的な利用を促進することが必要です。

会員に適切な情報を提供する

会員限定動画を提供するにあたり、会員に適切な情報を提供することが重要です。例えば、動画の再生方法やダウンロード方法、視聴期限などについて、わかりやすく説明する必要があります。
動画の再生方法や操作が難しすぎたり、視聴期間が短すぎるなどした場合は混乱の元になります。そのため、会員が快適に動画を視聴できるよう適切な情報を提供することが大切です。

会員限定動画が配信できるサイト

会員限定動画の概要やメリットが掴めたところで、YouTubeやVimeoニコニコ動画など、会員限定動画の配信ができる代表的な動画サービスについて解説します。

YouTube

今やこのサービスの名前を聞いたことがない人はいないのではないでしょうか。YouTubeとは世界最大級の検索エンジンGoogleが提供する動画共有プラットフォームで、日本国内だけで月間利用者数が6,500万人を超えるほどの人気を博しています。
YouTubeは無料でサービスが利用できることで知られており、チャネルメンバー限定動画という機能を使うことによって限定動画を配信することも可能です。

チャネルメンバー限定動画とは、有料メンバーであるチャンネル登録者のみに向けて限定配信ができるチャンネル内動画で、チャンネル登録者が1,000人以上のユーザーに使用権があります。
また、価格に基づいた会員レベルを最大5つまで設定でき、公開範囲を会員の課金レベルに合わせて調整することが可能です。
 

Vimeo

VimeoはYouTubeに比べて知名度は高くありませんが、プロ動画クリエイターの動画共有プラットフォームとして定評があり、効果の出やすいビジネスメディアとして界隈では認知されています。
Vimeoは動画投稿に料金がかかりますが、YouTubeにはない使用メリットがあります。それは、限定したドメイン上でしか動画再生できないよう指定できる、つまり会員限定公開用の動画をスムーズに配信できるということです。

有料会員やプレミアム会員などに向けた特設サイトを保持している場合、そのサイト上でしか再生できない動画をVimeoでは作ることができます。
同じように、社員だけが見ることのできるような情報共有プラットフォームを持っていれば、そこにドメイン限定配信設定済みのVimeo動画のリンクを埋め込むだけで、社外秘の動画を社員に配信できます。

値段という点だけを考えるとYouTubeやGoogleドライブのような無料サービスに目がいってしまいがちですが、会員限定動画や機密情報に関する動画を配信する場合にはVimeoの利用がおすすめです。

まとめ

会員限定動画、プレミアム会員動画について解説しましたがいかがでしたでしょうか。限定動画制作の際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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