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マニュアル作成ツールとは?選び方からおすすめのツールまで徹底解説!

マニュアル作成ツールとは?選び方からおすすめのツールまで徹底解説!

2025-03-07 2024-07-07

企業がクオリティの高いマニュアルを作成して業務に活用する上で欠かせない、マニュアル作成ツール。
マニュアル作成ツールはマニュアル作りの効率化などさまざまなメリットをもたらしてくれるので、積極的に活用するべきです。

ただ、マニュアル作成ツールの魅力や利便性を理解してはいるものの、その概要や導入のメリット・デメリット、注意点などがわからずなかなか導入できずにいるという企業も少なくないかと思います。
また、ツール選びが難航してしまっている企業も多いのではないでしょうか?

今回は、「マニュアル作成ツールとは」という基本的な部分に触れながら、ツールを導入するメリット・デメリットやツールの選び方、おすすめのマニュアル作成ツールなど、マニュアル作成ツールについて詳しく紹介していきます。
目次
  1. マニュアル作成ツールとは
  2. マニュアル作成ツールを導入している企業は多い?少ない?
    1. 既存のツールでマニュアルを作成するメリット
    2. 既存のツールでマニュアルを作成するデメリット
    3. マニュアルの活用に本気で取り組むならマニュアル作成ツールの導入が必要不可欠
  3. マニュアル作成ツールを導入するメリット
    1. 効率的にマニュアルを作れる
    2. クオリティの高いマニュアルを作成できる
    3. さまざまな方法でマニュアルを作成できる
    4. 作成したマニュアルを簡単に共有できる
    5. 分析・改善をおこないやすくなる
  4. マニュアル作成ツールを導入するデメリット
    1. コストがかかる
    2. 複数のツールを比較しながら選ぶ必要がある
    3. 使い方や操作方法を学ぶ必要がある
  5. マニュアル作成ツールの選び方
    1. 作成したいマニュアルの形式に対応しているか
    2. マニュアルを簡単に作成できるか
    3. 機能が充実しているか
    4. 作成したマニュアルを共有できるか
    5. セキュリティ対策は万全か
    6. サポート体制が整っているか
  6. おすすめのマニュアル作成ツール15選
    1. マニュアル博士
    2. COCOMITE
    3. Dojo
    4. tebiki
    5. VideoStep
    6. iTutor
    7. トースターチーム
    8. Demo Creator
    9. Create!JobStation
    10. NotePM
    11. はたらきかたマニュアル
    12. Teachme Biz
    13. Kibela
    14. flouu
    15. Checkmate
  7. マニュアル作成ツールを使用する際の注意点
    1. 操作の習得や研修を計画的に行う
    2. 継続的な更新と管理を行う
    3. 費用対効果を考慮する
  8. まとめ

マニュアル作成ツールとは

マニュアル作成ツールは、企業が業務マニュアルなどを作成する際に使用するツールです。
備わっている機能はそれぞれのツールによって異なりますが、マニュアルの作成はもちろん、管理や分析の機能が備わっている多機能なツールもあります。

近年は、PCに加え、スマートフォンやタブレットなど業務に使用するデバイスが増えてきていることもあって、作成したマニュアルをこれらすべての端末でシームレスに共有し、活用できるツールの需要が高まってきています。

マニュアル作成ツールを導入している企業は多い?少ない?

年々認知度と需要が高まってきているマニュアル作成ツールですが、実はマニュアル作成ツールを導入している企業はまだそれほど多くないというのが現状です。
リサーチ会社がおこなった調査によると、「業務で使用するマニュアルを作成したことがある」と回答したビジネスパーソンのうち、9割以上がマニュアル作成ツールではなくGoogleドキュメントなどのGoogleのツールやマイクロソフトオフィスのツールを使ってマニュアルを作成したと回答しています。

既存のツールでマニュアルを作成するメリット

ビジネスパーソンの多くがマニュアル作成ツールではなくGoogleのツールやマイクロソフトオフィスのツールを使って業務マニュアルを作成しているのは、以下のようなメリットがあるからに他なりません。

・新しいツールを導入する必要がない
・コストがかからない
・使い方をある程度把握している


GoogleドキュメントなどのGoogleのツールは無料で使用できますし、マイクロソフトオフィスのツールはすでに導入が済んでいるケースがほとんどです。
それらのツールを使えば新しいツールを導入する必要がありませんし、コストも発生しません。
また、これらのツールはビジネスツールとして定番のツールと言えるため、操作に慣れている人が多く、ツールの概要や使い方について学ぶ手間がかからないというメリットもあります。

既存のツールでマニュアルを作成するデメリット

さまざまなメリットがある既存のツールでのマニュアル作成ですが、デメリットもあるため注意しなくてはいけません。
特に注意しなければならないデメリットとしては、以下の3点があげられます。

・体裁やデザインを統一しづらい
・クオリティの高いマニュアルを作成するのが難しい
・作成したマニュアルを運用しづらい


Googleのツールやマイクロソフトオフィスのツールにもデザインテンプレートは用意されていますが、簡易的なものなので、マニュアルの体裁やデザインを統一しづらいというデメリットがあります。
見やすいマニュアルを作成するには体裁やデザインを整えることも重要になってきますが、テンプレートまわりが充実していないと体裁やデザインを整えるのに時間がかかってしまうので注意しなくてはいけません。

また、これらのツールはマニュアル作成ツールほど機能が充実しているわけではないので、クオリティの高いマニュアルを作成するのが難しいというデメリットもあります。
さらに、作成したマニュアルを共有したり、管理するための機能も充実しているわけではありませんし、分析するための機能も備わっていないので、マニュアルの運用をおこないづらいというデメリットもあります。

マニュアルの活用に本気で取り組むならマニュアル作成ツールの導入が必要不可欠

Googleのツールやマイクロソフトオフィスのツールでもマニュアルは作成できますし、それらのツールで作成するメリットがないわけではありません。
ただ、クオリティの高いマニュアルを作成したり、管理や改善など運用の部分まで考え、マニュアルの活用に本気で取り組むのであれば、マニュアル作成ツールの導入が必要不可欠です。

しっかりとしたクオリティのマニュアルを用意して業務で活用していきたいと考えていたり、マニュアルを作成して活用することで得られるメリットを最大化したいと考えるのであれば、Googleやマイクロソフトオフィスのツールではなく、マニュアルの作成と運用に特化したツールであるマニュアル作成ツールの導入・活用を真剣に検討する必要があると言えるでしょう。

マニュアル作成ツールを導入するメリット

企業がマニュアル作成ツールを導入して活用する場合、

・効率的にマニュアルを作れる
・クオリティの高いマニュアルを作成できる
・さまざまな方法でマニュアルを作成できる
・作成したマニュアルを簡単に共有できる
・分析・改善をおこないやすくなる

など、さまざまなメリットが期待できるようになります。

マニュアル作成ツールを導入するメリットを、それぞれ詳しく解説していきます。

効率的にマニュアルを作れる

マニュアル作成ツールはマニュアル作成や作成したマニュアルの運用に特化したツールで、そのための機能が豊富に搭載されているので、効率的にマニュアルを作ることができます。
実際にマニュアルを作ったことがある方であればわかるかと思いますが、マニュアル作成はとにかく時間と手間がかかります。

ボリュームのある作業や複雑な作業のマニュアルを作るとなればなおさらで、企画してから共有できる状態になるまでに1ヶ月以上かかるようなケースもあります。
マニュアルは作った後に運用して改善していく必要があるので、作成はスピード感をもって進めるべきですが、マニュアル作成に特化したツールであるマニュアル作成ツールを活用すれば、スピード感をもってマニュアル作りを進められるようになります。

クオリティの高いマニュアルを作成できる

クオリティの高いマニュアルを作れる点も、マニュアル作成ツールを導入するメリットの一つです。
クオリティの高いマニュアルを作成しようと思った場合、企画や構成を練る必要があるのはもちろん、デザインを整えるなど見やすさやわかりやすさを担保するための工夫も必要になります。

これらを一から実現するのは決して簡単ではありませんが、マニュアル作成ツールにはデザインのテンプレートが用意されていたり、決められた箇所に必要な情報を記載するだけで簡単にクオリティの高いマニュアルを作れる機能などさまざまな機能が搭載されているので、マニュアルを作ったことがない方でもクオリティの高いマニュアルを作成できるようになります。

マニュアルのクオリティはそのマニュアルを使って作業する従業員の作業効率や成果にも大きく影響するので、企業にとって非常に大きなメリットだと言えるでしょう。

さまざまな方法でマニュアルを作成できる

マニュアル作成ツールを導入するとさまざまな方法でマニュアルを作成できるようになります。
テキスト主体のマニュアルを作ってPDFで配布したり、印刷して紙のマニュアルとして活用するのはもちろん、ツールによってはパワーポイントで作成した既存のマニュアルをよりしっかりとしたクオリティの高いマニュアルにすることもできます。

また、近年注目が高まってきている動画マニュアルの作成に対応しているツールもあります。
動画マニュアルは映像で業務の進め方を解説したり、機械やツールの操作方法を解説することができるので、より伝わりやすい・理解してもらいやすいという強みがありますが、マニュアル作成ツールを導入すれば動画マニュアルを作成することも可能です。

動画マニュアルの作成は専門性が高く難易度が高いというデメリットがありますが、用意されたテンプレートに必要な情報を当てはめていくだけで簡単に動画マニュアルを作れるようなツールもあります。

作成したマニュアルを簡単に共有できる

マニュアルを作ったらそのマニュアルを使って作業する他の従業員に共有しなくてはいけませんが、その共有を簡単におこなえる点もマニュアル作成ツールの導入によってもたらされるメリットの一つです。
マニュアルの共有方法はそれぞれのツールによって異なりますが、例えば、弊社のマニュアル作成ツールである「マニュアル博士」の場合であれば、共有用のサイトを作り、そのサイトにマニュアルを掲載することで共有できるようになっています。

サイトにアクセスするにはログインする必要がありますし、ユーザーによって閲覧できるマニュアルを制限するなどセキュリティ対策も万全です。
作成したマニュアルの共有の仕方やセキュリティ対策に課題を抱えている企業にとっては非常に魅力的なメリットだと言えるでしょう。

分析・改善をおこないやすくなる

マニュアル作成ツールの中には、作ったマニュアルをただ共有するだけでなく、マニュアルの活用状況を分析できる機能が備わっているツールもあります。
弊社の「マニュアル博士」も分析機能が備わっているマニュアル作成ツールの一つです。

マニュアル博士にはオリジナルのアクセス解析機能が備わっていて、マニュアルの進捗管理やアクセス状況を把握できるようになっています。
また、マニュアルを閲覧した従業員が「いいね」で反応したり、コメントを残したりできるようになっているので、アクセス解析の情報やコメントを参考にしてマニュアルを改善し、クオリティを高めていけるようになっています。

マニュアル作成ツールを導入するデメリット

マニュアル作成ツールの導入はさまざまなメリットをもたらしてくれますが、デメリットがないわけではありません。
特に注意しなければならないデメリットとしては、以下の3点があげられます。

・コストがかかる
・複数のツールを比較しながら選ぶ必要がある
・使い方や操作方法を学ぶ必要がある


それぞれ詳しく解説していきます。

コストがかかる

マニュアル作成ツールは、Googleのツールのように無料で利用できるタイプのツールではありません。導入する場合は費用が発生します。
実際の費用はそれぞれのツールによって異なりますが、定番のマニュアル作成ツールであるコニカミノルタの「COCOMITE」を導入する場合、一番安いプランでも年間408,000円のコストが発生することになります。

また、発生するのは月間や年間の使用料だけではありません。導入費用として数万円〜数十万円の費用がかかるツールもあります。
もっと安く導入できるマニュアル作成ツールもありますが、それなりのコストが発生する点には注意が必要です。
高ければ高いほど良いツールというわけでもないので、費用を比較しながら、よりコストパフォーマンスの高いツールを導入するようにしましょう。

複数のツールを比較しながら選ぶ必要がある

「マニュアル作成ツール」とひとくちに言っても、その種類はさまざまです。
定番と言える有名なツールだけでも10種類以上ありますし、その他のツールを合わせるとその数は数十種類になりますが、マニュアル作成ツールを導入する場合は、これらのさまざまなツールを比較しながら実際に導入するツールを選ばなくてはいけません。

ツールの比較をする際の項目は、

・料金
・機能
・サポート体制
・評判

など、多岐にわたるので、導入するツールを選ぶだけでもかなりの時間がかかることになります。
比較にかかる時間をなるべく短縮しつつ、より最適なツールを選んで導入したいのであれば、この記事で紹介するツールの選び方やおすすめのツールなどの情報を参考にしつつ、効率的に比較しながら選ぶようにしましょう。

使い方や操作方法を学ぶ必要がある

導入したマニュアル作成ツールの使い方や操作方法を学ばなくてはならない点も、マニュアル作成ツールを導入する上で注意しなければならないデメリットの一つです。
日々の業務で活用している企業が多いGoogleのツールやマイクロソフトオフィスのツールの場合、基本的な使い方や操作方法を把握している人が多いので、それらを一から学ぶ必要はありません。
使い方や操作方法を学ぶための時間を大幅に短縮できる点は非常に大きなメリットだと言えます。

一方、新しいマニュアル作成ツールを導入する場合は、そのツールの概要や基本的な使い方、操作方法を一から学ばなくてはいけません。
マニュアルを作成したり管理する担当者やチームはもちろん、そのツールを通してすべての従業員にマニュアルを共有する場合、全従業員がそのツールの使い方を学ぶ必要があります。

マニュアル作成ツールの選び方

「マニュアル作成ツール」と言っても、その種類はさまざまです。
費用はもちろん、備わっている機能や使い勝手などツールによってさまざまな違いがあるので、導入するツールは慎重に選ばなくてはいけません。

ツール選びで失敗しないために押さえておくべき選び方のポイントとしては、以下の6点があげられます。

・作成したいマニュアルの形式に対応しているか
・マニュアルを簡単に作成できるか
・機能が充実しているか
・作成したマニュアルを共有できるか
・セキュリティ対策は万全か
・サポート体制が整っているか


それぞれ詳しく解説していきます。

作成したいマニュアルの形式に対応しているか

業務マニュアルと言ってもその種類はさまざまです。
紙のマニュアルもあればPDFなどのデジタルデータで共有するタイプのマニュアルもありますし、最近は動画マニュアルを導入する企業が増えてきていたりもします。
また、パワーポイントで作成した既存のマニュアルを、マニュアル作成ツールを使って改めてマニュアル化したいと考えている企業も少なくないかと思います。

そこで重要になってくるのが、作成したいマニュアルの形式に対応しているかどうかです。
例えば、動画マニュアルを作って社内で共有したいのであれば、動画でのマニュアルの作成に対応しているツールを選ばなくてはいけません。
どの形式のマニュアル作成に対応しているかどうかはそれぞれのツールによって異なるので、ツールの仕様ページをチェックして、対応している形式を比較しながら選ぶようにしましょう。

マニュアルを簡単に作成できるか

マニュアル作成ツールを導入する際のデメリットの一つとして紹介したとおり、マニュアル作成ツールを新しく導入する場合、使い方や操作方法を一から学ばなくてはいけません。
そこで重要になるのが、マニュアルを簡単に作成できるかどうかについてです。

多機能なツールはできることが多く魅力的ですが、覚えなければならないことが多くなったり操作が複雑になることも多いので注意が必要です。
マニュアル作成ツールで作ったマニュアルをツールを通して共有する場合は全従業員がツールの使い方や操作方法を把握しなければならなくなるので、そういった意味でも、なるべく簡単に操作できるツールや直感的に操作できるツールであるかどうかが重要になります。

機能が充実しているか

マニュアル作成ツールに備わっている機能は、それぞれのツールによって異なります。
マニュアル作成に関する機能が充実しているツールもあれば、作成したマニュアルを共有したりデータを分析できるような多機能なツールもありますし、最低限の機能のみで構成されているようなシンプルなツールもあります。

シンプルなツールは料金も安い傾向がありますが、いくら料金が安くても必要な機能が備わっていないツールを選んでしまうと後悔する可能性が高いので、機能の充実具合や必要としている機能が備わっているかどうかにも注目しながらツールを選ぶようにしてください。
多機能なツールは覚えることが多かったり操作方法が複雑だったりすることも多いので、先述した「マニュアルを簡単に作成できるか」も意識しつつ、機能が充実しているかどうかもチェックしながら選ぶようにしましょう。

作成したマニュアルを共有できるか

マニュアルは作って終わりではありません。
作ったマニュアルを実際に従業員に使ってもらい、改善点を上げてもらうことでクオリティを高めていけるようになります。
そのため、マニュアル作成ツールには、マニュアル作りをサポートしてくれるような機能だけでなく、作ったマニュアルの共有をサポートしてくれるような機能やシステムも備わっている必要があります。

業務マニュアルは作った後に社内で共有して活用するのが一般的なので、多くのマニュアル作成ツールには共有機能や共有のためのシステムが備わっていますが、共有の仕方や共有に関連する機能はそれぞれのツールによって異なるので、その辺もしっかりとチェックし、比較した上でツールを選ぶようにしましょう。

セキュリティ対策は万全か

マニュアルを作成した後は社内で共有して活用するのが基本だと紹介してきましたが、共有する上で重要になってくるのがセキュリティ対策です。
マニュアルには社外秘のさまざまな情報が記載されているため、外部への情報の漏洩はなんとしても避けなくてはいけません。
使い勝手を考えるといつでもどこでも閲覧できるようにしておくべきですが、時間や場所を選ばずにさまざまな端末で閲覧できるようになると、それだけセキュリティ面でのリスクが高くなっていくことになるので、対策を万全にしておかなくてはいけません。

マニュアル作成ツールの中には、ログイン機能が備わっているものや閲覧できるマニュアルを個々に設定して制限をかけられるようなセキュリティ性能の高いものもあります。
セキュリティについては強固であればあるほど良いツールだと言えるので、セキュリティへの取り組みや備わっている機能などもチェックしながらツールを選ぶようにしましょう。

サポート体制が整っているか

マニュアル作成ツールは、あくまでも企業のマニュアル作成をサポートしてくれるツールであり、マニュアル作成そのものを代行してくれるわけではありません。
そのため、基本的には自分たちでツールの使い方を学んでマニュアルを作成し、運用していくことになりますが、不明点が発生したり思わぬトラブルが発生することもあります。
また、ツールを導入したはいいものの、マニュアル作成や作ったマニュアルの運用をどう進めていけばいいかわからないというケースが出てくることも。

そこで重要になってくるのが、サポート体制が整っているかどうかについてです。
マニュアル作成ツールを提供している企業の中には、マニュアル作成や運用をしっかりと内製化できるようになるまでサポートしてくれたりコンサルに入ってくれるようなサービスを提供している企業もあります。
サポート体制の整っている企業のツールを導入すれば、マニュアル作成や運用のノウハウがない企業でもより高いレベルでマニュアルの作成や運用を実現できるようになるので、そこにも注目しながら選ぶようにしましょう。

おすすめのマニュアル作成ツール15選

先ほど紹介したマニュアル作成ツールの選び方を踏まえながら、数あるマニュアル作成ツールの中でも特におすすめのツールを15個ピックアップしてみました。
費用や特徴、備わっている機能など、それぞれのツールを詳しく紹介していきます。

マニュアル博士


出典:https://manual-hakase.com/

動画マニュアルの導入を検討している企業におすすめのマニュアル作成ツール、「マニュアル博士」。
マニュアル博士は、企業のマニュアル作成・共有・発信をサポートするツールで、生産性の向上に大きく貢献します。

マニュアル作成に関する機能が充実しているのはもちろん、作成したマニュアルの配信サイトの作成やログイン機能など共有のための機能も充実しているので、マニュアルの内製化にありがちな「作るだけでイマイチ活用できない」という失敗を避けることもできます。
また、作成したマニュアルの運用をサポートするコンサルティングサービスも用意されているので、うまく活用できるかわからない場合も安心です。
 
機能 ・簡単に動画マニュアルを作成できる
・マニュアル作成から分析・改善までトータルで対応可能
・運用をサポートしてくれるコンサルティングサービスも用意
料金 ・プレミアムプラン:220,000円(月額)
無料トライアル 要問合せ

COCOMITE


出典:https://cocomite.konicaminolta.jp/

日本を代表する電機メーカーのコミカミノルタ。
そのコニカミノルタが提供しているマニュアル作成ツールが「COCOMITE」です。

COCOMITEは業界や業種を問わずさまざまな企業が導入している定番のツールで、マニュアル作成の経験が少なく初心者の方でも簡単にわかりやすいマニュアルを作れるようになっています。
30日もの間ツールの使い勝手を試せる無料のトライアル期間も用意されているので、導入しやすいという嬉しいメリットもあります。
 
機能 ・テンプレート機能
・マルチデバイス対応
・フォルダごとのアクセス管理
料金 ・スモールパック:408,000円(年)
・ミディアムパック:792,000円(年)
・ラージパック:2,784,000円(年)
無料トライアル 30日間の無料トライアルあり

Dojo


出典:https://tepss.com/dojo/

「マニュアル作成の工数を96%削減」「研修コストを1,800万円削減」など、実績豊富なマニュアル作成ツール「Dojo」。
こちらもマニュアル作成ツールとしてかなり有名なツールで、大手企業を中心に3,000件以上の導入実績があります。

Dojoの最大の強みがマニュアル作成にともなう作業の自動化機能で、専用のアプリやシステムを操作している様子を自動でキャプチャしてくれたり、説明文を自動で作成してくれるので、よりスムーズにマニュアルを作成することができます。
スピード感をもってマニュアルの作成と活用を進めたい企業におすすめのツールです。
 
機能 ・テンプレート機能
・自動キャプチャー機能
・ヘルプデスクとサポートサイトで疑問を解決
料金 要見積もり
無料トライアル あり

tebiki


出典:https://tebiki.jp/

動画マニュアルの作成に特化したマニュアル作成ツール、「tebiki」。
tebikiはスマートフォンで撮影した映像を使って動画マニュアルを作成できるマニュアル作成ツールなので、カメラなどの専門的なツールを用意する必要がありません。
自動翻訳機能も備わっていて、100ヶ国語の翻訳に対応しているので、実習生など外国人のスタッフが多い企業にもおすすめです。
 
機能 ・動画マニュアルを作成可能
・スマホで撮影した映像を使って簡単に動画マニュアルを作れる
・自動翻訳機能で100ヶ国語以上の翻訳に対応
料金 ・エントリープラン:要見積もり
・ビジネスプラン:要見積もり
・エンタープライズプラン:要見積もり
無料トライアル あり

VideoStep


出典:https://videostep.io/

マニュアル作成から閲覧管理までを一元管理できるマニュアル作成ツール、「VideoStep」。
マイクロソフトオフィスの定番ツールであるパワーポイントのような編集画面で誰でも簡単に扱えるのが魅力のツールで、自動音声読み上げ機能や自動翻訳機能などAIを駆使してマニュアルを作れるツールなので、短時間で高いクオリティのマニュアルに仕上げることができます。

スマートフォン用のアプリも用意されているので、アプリを通して時間や場所を選ばずにマニュアルを閲覧できるなど、マニュアル作成だけでなく、作成したマニュアルをフル活用できるベースの整っているツールでもあります。
簡単に動画マニュアルを導入してみたい企業におすすめのマニュアル作成ツールです。
 
機能 ・自動音声読み上げ機能や自動翻訳機能などAIツールが充実
・スマートフォン用のアプリが用意されていて時間や場所を選ばずにマニュアルを閲覧できる
・動画マニュアルを誰でも簡単に作成可能
料金 ・スタートプラン:要見積もり
・ビジネスプラン:要見積もり
・プロプラン:要見積もり
無料トライアル 14日間の無料トライアルあり

iTutor


出典:https://itutor.jp/

2,200社以上が導入している人気のマニュアル作成ツール、「iTutor」。
VideoStep同様パワーポイント感覚でマニュアルの作成・編集ができるツールで、PCのキャプチャを自動で取得し、スライド化してくれるので、効率的にマニュアルを作成することができます。

対応しているマニュアルの形式も豊富で、PDFなど定番のドキュメント形式のマニュアルはもちろん、近年取り入れる企業が増えてきている動画マニュアルにも対応していますし、eラーニング形式でマニュアルを用意することも可能です。
 
機能 ・2,200社以上が導入する定番ツール
・業界や業種を選ばず導入可能
・さまざまな形式でのマニュアル作成に対応
料金 ・Proエディション:90万円〜
・Standardエディション:70万円〜
・Documentエディション:38万円〜
・Videoエディション:38万円〜
・for Mac:55万円〜
無料トライアル あり

トースターチーム


出典:https://toaster.how/

各業界を代表する大企業がこぞって導入しているマニュアル作成ツール、「トースターチーム」。
マニュアル整備でそれまで抱えていた経営課題を克服した企業も多く、

・88%以上のマニュアル作成時間の削減
・67%以上の新人教育時間の削減
・50%以上の社員教育費用の削減

など、さまざまな実績のあるツールでもあります。

AIアシスタントがマニュアル作成をサポートしてくれるので、これまで3時間近くかかっていたマニュアルの作成が数秒で完了するというデータも。
マニュアル作成にかかる工数を削減し、効率的にマニュアルを作って活用したい企業におすすめです。
 
機能 ・マニュアル作成にかかる時間の88%以上を削減などさまざまな実績あり
・2,000社以上が導入するマニュアル作成ツール
・AIアシスタント機能でマニュアル作成がもっと簡単に
料金 ・ライトプラン:35,000円
・スタンダードプラン:60,000円
・ビジネスプラン:120,000円
無料トライアル あり

Demo Creator


出典:https://dc.wondershare.jp/

Filmoraなどのクリエイティブなツールで有名なWondershare製のマニュアル作成ツール、「Demo Creator」。
Demo Creatorはパソコンの操作画面などを録画し、その画面をAI機能を使って効率的に編集してマニュアルを作るタイプのツールです。

ここまで紹介してきた動画マニュアル作成系のツールに比べてできることはかなりシンプルですが、とりあえず動画マニュアルを作って活用してみたいという企業にとってはうってつけのマニュアル作成ツールだと言えるでしょう。
買い切りに対応しているのも嬉しいポイントで、6,480円でライセンスを購入できるので、導入にかかるコストを抑えることもできます。
 
機能 ・操作画面を録画してマニュアル化
・AI機能で効率的に編集可能
・永久ライセンスを6,480円で購入できる
料金 ・年間スタンダードプラン:2,980円
・年間プレミアムプラン:4,480円
・永続ライセンス:6,480円
無料トライアル あり

Create!JobStation


出展:https://createjobstation.jp/

企業が避けたい業務の属人化を防ぐことを目的としたマニュアル作成ツール、「Create!JobStation」。
Create!JobStationは社内の定型業務を標準化するためのツールで、その業務に関わるユーザーに対して対応してくれる業務と対応のフローを提示してくれます。

チェックリストの機能や期日の設定機能なども備わっているので、やるべきタスクを忘れずに遂行できるのも嬉しいポイントの一つ。
業務が属人化するのを避け、いつでも誰でも同じように定型業務に対応できる体制を整えたい企業におすすめです。
 
機能 ・定型業務の属人化を防ぐマニュアル作成ツール
・ユーザーごとにやるべき業務と業務のフローを提供
・チェックリスト機能や期日設定機能が備わっているので「やり忘れ」も防げる
料金 ・1ユーザーあたり:300円(月額)
・1ユーザーあたり:3,300円(年間)
無料トライアル あり

NotePM


出典:https://notepm.jp/

7,000以上の企業が活用しているマニュアル作成ツール、「NotePM」。
NotePMは使いやすさに定評があるツールで、これまでマニュアルを作ったことがないような方でも簡単にマニュアルを作ることができます。

バラバラになったフォーマットを一つのフォーマットに統一するのに長けているツールでもあるので、既存のマニュアルを修正してフォーマットを統一したい企業におすすめです。
 
機能 ・7,000社以上が使う人気のマニュアル作成ツール
・Web上で簡単にマニュアルを作成できる
・バラバラのフォーマットで作成されたマニュアルのフォーマットを統一するのも得意
料金 ・プラン8:4,800円(月額)
・プラン15:9,000円(月額)
・プラン25:15,000円(月額)
・プラン50:30,000円(月額)
・プラン100:60,000円(月額)
・プラン200:120,000円(月額)
無料トライアル あり

はたらきかたマニュアル


出典:https://www.how2work.jp/

月々55,000円から導入できるサブスクリプション型のマニュアル作成ツール、「はたらきかたマニュアル」。
使いやすさ・わかりやすさにこだわった特許取得の独自インターフェースが採用されたシステムを使って、簡単に本格的なマニュアルを作成することができます。

1つのマニュアルを複数人で編集することもできるので、チームでのマニュアル作成・管理にもうってつけです。
また、マニュアル作成を一からサポートしてくれるサービスも用意されているので、サポートしてもらいながらマニュアル作成に取り組みたい企業にもおすすめです。
 
機能 ・特許取得の使いやすくわかりやすい独自インターフェースを搭載したシステムでマニュアルが作れる
・多拠点・複数人での編集にも対応
・マニュアル作成を一からサポートしてくれるサービスも利用可能
料金 ・スタンダードプラン:55,000円(月額)
・プレミアムプラン:110,000円(月額)
無料トライアル 要問合せ

Teachme Biz


出典:https://biz.teachme.jp/

マニュアル作成ツールとして業界トップクラスのシェアを誇る「Teachme Biz」。
マニュアル作成から共有、分析・改善までおこなえる多機能ツールで、ただマニュアルを作成するだけでなくしっかりと活用していきたいと考えている企業におすすめのツールです。

テキスト主体のマニュアルだけでなく動画マニュアルの作成にも対応しています。
 
機能 ・マニュアル作成から分析・改善までトータルでおこなえる多機能ツール
・動画マニュアルの作成にも対応
・2,000社以上の導入実績あり
料金 ・スタンダードプラン:59,800円(月額)
・ベーシックプラン:119,800円(月額)
・エンタープライズプラン:319,800円(月額)
無料トライアル あり

Kibela


出典:https://kibe.la/

ユーザー数の制限はあるものの、無料で使えるプランも用意されているマニュアル作成ツール「Kibela」。
Kibelaはナレッジの共有からマニュアル作成までさまざまな用途に活用できる便利なツールで、複数人での同時編集にも対応しているので、意見を交換しながらチームで業務マニュアル作りを進めることができます。

制限のない有料のプランでも1ユーザーあたりの月額は550円〜と格安なので、なるべくコストを抑えてマニュアル作成ツールを導入したい企業におすすめです。
 
機能 ・無料で使い始められるマニュアル作成ツール
・ナレッジの共有からマニュアル作成までさまざまな用途で活用できる
・複数のユーザーでの同時編集など機能が豊富
料金 ・コミュニティプラン:無料
・スタンダードプラン:550円(月額/ユーザーあたり)
・エンタープライズプラン:1,650円(月額/ユーザーあたり)
無料トライアル あり

flouu


出典:https://lp.flouu.work/

こちらもKibela同様、マニュアル作成からナレッジの蓄積、従業員同士の情報共有までさまざまな用途に活用できる便利なツール「flouu」。
作成したマニュアルなどのドキュメント単位ではもちろん、ドキュメントに残されたコメントでも情報を検索できるので、マニュアル作成ツールとしてだけでなくナレッジ共有ツールとしても非常に優秀です。
 
機能 ・マニュアル作成にも使える多機能な情報共有ツール
・強力な検索機能で必要な情報が簡単に見つかる
・SlackやChatworkなど他社のツールとも連携可能
料金 ・660円(月額/1ユーザーあたり)
無料トライアル あり

Checkmate


出典:https://checkmate.nsft.co.jp/

わかりやすさを追求したお手軽なマニュアル作成ツール、「Checkmate」。
Checkmateはマルチデバイスでの閲覧に対応したマニュアル作成ツールで、専用のアプリを使いながら撮影した写真や動画を使って簡単にマニュアルを作れるようになっています。

マニュアル作成はもちろん、共有機能も充実していて、マニュアルを更新したときなどに対象となる従業員に閲覧するようタスクを追加する機能なども備わっているので、「見てなかった」「見るのを忘れていた」というトラブルを防げるようにもなっています。
 
機能 ・アプリを使ってマニュアルを作成・管理できる
・わかりやすさを重視したシステムとインターフェイス
・共有機能も充実
料金 ・フリープラン:無料
・スタンダードプラン:20,000円(月額)
・ベーシックプラン:要問合せ
無料トライアル あり

マニュアル作成ツールを使用する際の注意点

マニュアル作成ツールは業務効率化や情報共有の最適化を実現する強力なツールですが、適切に運用しなければ十分な効果を発揮できません。ツールを最大限に活用するためには、以下の3点に注意する必要があります。

・操作の習得や研修を計画的に行う
・継続的な更新と管理を行う
・費用対効果を考慮する


それぞれ詳しく解説していきます。

操作の習得や研修を計画的に行う

マニュアル作成ツールを導入すると、従業員がそのツールを使いこなすための操作習得が必要になります。
初めて使用するツールの場合、ユーザーが基本的な機能や操作方法を理解するための研修を設けることが重要です。座学だけでなく、実際にツールを使用したトレーニングを通じて、従業員がツールに慣れる機会を作りましょう。

マニュアルの作成や管理を担当するチームに向けた専門的な研修を実施し、効率的な運用を促進します。このような計画的な学習を行うことで、導入後のスムーズな運用を実現し、業務効率の向上につなげることができます。

継続的な更新と管理を行う

マニュアルは一度作成すれば終わりではなく、業務の変化や新しいシステムの導入に合わせて定期的に更新する必要があります。
実際にマニュアルを利用する従業員からのフィードバックを収集し、改善点を反映させる仕組みを作ります。どのマニュアルがよく参照されているか、どのページが見られていないかを分析し、重要な情報が適切に届くよう調整します。

マニュアルを更新する際には、過去のバージョンを適切に管理し、必要に応じて以前のマニュアルも参照できるようにしておきましょう。
これらの取り組みにより、マニュアルの品質を維持し、常に最新の情報を提供することができます。

費用対効果を考慮する

マニュアル作成ツールを導入する際には、コストに対するメリットを正しく評価することが重要です。ツールの購入費用や月額費用、追加機能の利用料金などを明確に把握し、予算と照らし合わせます。
ツールを導入することで削減できる時間や労力を定量的に評価し、それがコストに見合うかを検討します。

せっかく導入しても使われなければ意味がありません。従業員が活用しやすい環境を整え、実際に運用されるかをモニタリングしましょう。
複数のマニュアル作成ツールを比較し、機能面やサポート体制なども含めて最適なものを選択することが重要です。適切なコスト管理とツールの運用を行うことで、マニュアル作成ツールのメリットを最大限に活かすことができます。

まとめ

企業のマニュアル作成や運用のレベルを何段階も向上させてくれる、マニュアル作成ツールについて詳しく解説してきました。
マニュアル作成はGoogleやマイクロソフトオフィスのツールで十分だと思われがちですが、これらのツールはマニュアル作成に関する機能が乏しく、管理や運用にも向いていないというデメリットがあります。
マニュアルを作成して運用することで得られるメリットを最大化したいのであれば、マニュアル作成ツールの導入は必要不可欠です。

ただ、マニュアル作成ツールと言ってもその種類はさまざまで、それぞれのツールによって特徴が異なりますし、備わっている機能にも違いがあります。
費用も異なるので、紹介した「マニュアル作成ツールの選び方」や「おすすめのマニュアル作成ツール15選」などのトピックを参考にしながら、より最適だと思われるマニュアル作成ツールを選んで導入し、活用してみてはいかがでしょうか?

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